ありがとうメッセージ

昨年6月1日、朝日新聞が一面トップで「認知症高齢者462万人・予備軍400万人」（厚労省研究班・調査結果）と報じて世間に衝撃を与えました。

前年の厚労省の発表（305万人推定）ですら驚いていたのに、これほどの事態に認知症対策はますます社会的に大きなテーマとなっております。これに対して、国の対策の一つとして自助の方向性を示していますが、認知症の人を在宅で看ようとする施策はほとんど目に見えず、私達の「認知症の人と家族の会」の役割は、介護保険制度が誕生してもうすぐ15年になろうとしているのに、ますます大きくなっています。

しかし、行政からの支援も少なく、この共同募金の援助で地域社会や会員への啓発活動・情報提供や交換等の活動を行っている次第です。

皆様のご支援に厚く御礼申し上げます。